June 2018
Beginner to intermediate
424 pages
5h 59m
Japanese
この章では、引き続き個々のプロトコルの機能と、これらのプロトコルがパケットレベルでどのように見えるかについて見ていきます。ここではOSI参照モデルのトランスポート層と、もっとも一般的なプロトコルであるTCPとUDPについて説明します。
TCP(Transmission Control Protocol)の目的は、エンドポイント間でデータを確実に配送することです。RFC 793で定義されているTCPは、データの順序性とエラー訂正を行い、データが到着すべき場所に確実に届くようにします。TCPは一般にコネクション指向プロトコルとみなされています。データを送信する前には手順に則ってコネクションを確立し、パケットを追跡し、送信が完了すると手順に則ってコネクションを終了するためです。一般的に使われているアプリケーション層プロトコルの多くが、TCPとIPによってパケットを宛先に配送しています。
TCPヘッダの複雑さを見れば、どれほど多くの機能を提供しているかがわかります。TCPヘッダのフィールドは次のようになっています(図8-1)。
Read now
Unlock full access