June 2018
Beginner to intermediate
424 pages
5h 59m
Japanese
この章では、引き続き個々のプロトコルの機能と、これらのプロトコルがWiresharkでどのように見えるかについて見ていきます。ここでは最低限知っておきたい上位層(第7層)プロトコルであるDHCP、DNS、HTTP、SMTPについて説明します。
昔のネットワークでは、ネットワーク上で通信を行いたければ、機器に手作業でアドレスを割り当てる必要がありました。しかしネットワークが拡大するにつれ、この手作業の処理はたちまち面倒なものへとなっていきます。この問題を解決するために開発されたのが、ネットワークに接続した機器に自動的にアドレスを割り当てるBOOTP(Bootstrap Protocol)です。のちにBOOTPは、より洗練されたDHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)によって置き換えられました。
DHCPは、DNSサーバやルータなどその他の重要なネットワーク情報のアドレス)を取得できるようにするアプリケーション層プロトコルです。今日のDHCPサーバのほとんどは、ネットワークのデフォルトゲートウェイやDNSサーバのアドレスといった情報もクライアントに提供しています。
DHCPパケットは、非常に多くの情報をクライアントに提供します。DHCPパケット内には以下のフィールドがあります(図9-1)。
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