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6
章
ボックス
ボックスは、
Vagrant
が作成する環境のベースとなるイメージです。本書ではここ
まで、
64bit
の
Ubuntu 12.04 LTS
がインストールされた、構築済みのボックスを使っ
てきました。ただし、ボックスには任意のオペレーティングシステムをインストール
することができ、新しいボックスを作成することも簡単です。
カスタムのボックスを作成する理由はいくつもあります。主な理由としては、実働
環境の環境と一致するボックスを使いたいということがあるでしょう。そのため、実
働環境では
FreeBSD
上で動作するアプリケーションを開発しているなら、開発環境
でも
FreeBSD
を使いたいはずです。
加えて、場合によってはインストールに数時間かかることもあるような、非常に複
雑なソフトウェアの依存関係を持つ組織の場合、それらのソフトウエアを事前にイン
ストールしたボックスを「焼き込み済み」で持っておきたいということもあるでしょ
う。たとえば、アプリケーションが
Java
に依存しているなら、
vagrant up
とする
たびに
Java
をインストーするよりは、
Java
をベースイメージにインストールしてお
き、すぐに使えるようにしておくこともできます。こうすることで、
Vagrant
の環境
を構築するのに使われてしまう、貴重な時間を節約することができます。
ボックスは、既存の
Vagrant
の環境から自動的に生成することも、
Vagrant
の管理
下にない既存の
VirtualBox
の仮想マシンから手動で生成することもできます。本章 ...