
1.4
コメント
7
言と定義は、プログラム全体で共通するファイルヘッダになる。単純かつ一貫性を保つた
め、この情報を別のヘッダファイルに切り出し、ソースコードファイルごとに
#include
指
令を使ってヘッダファイルを参照する。ヘッダファイルは通常、ファイル名拡張子
.h
を持
つ。Cソースファイルに含まれるヘッダファイルは、他のファイルを含むことがある。
Cソースファイルは、含まれるヘッダファイルとともに、翻訳単位を構成する。コンパイ
ラは翻訳単位の内容を順に処理し、ソースコードを変数名や演算子のような最小意味単位
であるトークンにパースする。詳細は、「1.7.2トークン」参照。
トークンの間には任意の個数の空白文字を入れられるので、ソースコードの書式が柔軟
になる。行の分割やインデントには規則はなく、空白、タブ、空行は好きなように入れて「人
間に読みやすい」ソースコードを作ることができる。プリプロセッサ指
令は若干柔軟性に欠
ける。1行に1つだけで、行頭の井桁記号(ハッシュ、
#
)の前には空白またはタブしか置け
ない。
ソースコードの書式にはさまざまな記法や「独自スタイル」があるが、ほとんどは次の一
般規則に従う。
●
新たな宣言や関数の前は改行する。
●
ブロック文の入れ子構造を反映したインデントを使う。
1.4
コメント
ソースコードでCプログラムのドキュメント化をするには、できるだけ多くのコメントを
入れるべきだ。Cのコメントには、
/*
*/
で括るブロックコメントと
//
で始まり改行で終わ
る行コメント