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20
章
make
で
C
プログラムをビルドする
make: `circle' is up to date.
$ make clean
rm -f circle
$ make circle
gcc -Wall -std=c99 -o circle -lm circle.c circulararea.c
出力が示すように、makeはどちらのルールの前提条件がターゲットよりも新しいかに依
存して2つのうちの1つのルールだけを適用する(もし両方のルールの前提条件がターゲッ
トより新しければ、makeはmakeファイルで最初に出現するルールを適用する)。
20.4
コメント
makeファイルでは、行中の井桁記号(
#
)は、その行がコマンドでない限り、コメントの
始まりを示す。makeは井桁記号から行末までのテキストは存在しないかのように無視す
る。ルールの行の間のコメントは(空行同様)、ルールの連続性を妨げない。井桁記号の前
の空白は無視される。
井桁記号を含む行がコマンド
なら、すなわち、タブ文字から始まるなら、makeコメント
を含むことはできない。対応ターゲットをビルドする必要があれば、makeはコマンドライ
ン全体から先頭のタブを除いたものをシェルに渡して実行させる(Bourne shellのようなあ
る種のシェルは、井桁記号をコメント開始と解釈するが、それはmakeは関知しない)。
20.5
変数
makeの全変数は同じ型、数値ではなく文字のシーケンスからなる。makeがルールを適
用するとき、ターゲット、前提条件、コマ ...