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章
標準ヘッダ
標準ライブラリ関数は、いずれも1つ以上の標準ヘッダにおいて宣言する。ヘッダにはC
標準で提供されるマクロと型定義がある。本章は標準ヘッダの内容と利用について述べる。
各標準ヘッダは関係する関数宣言、マクロ、型定義を含む。例えば、数学関数はヘッダ
math.hで定義する。標準ヘッダの内容はファイルに格納されているので、ヘッダファイル
とも呼ばれる。しかし、厳密に言えば、C標準はヘッダがファイルとして構成されることま
で要求していない。
C標準は次の 29ヘッダを定義する(アスタリスクが付けられているものはC11で追加さ
れたもの)。
assert.h inttypes.h signal.h stdint.h threads.h*
complex.h iso646.h stdalign.h* stdio.h time.h
ctype.h
limits.h stdarg.h stdlib.h uchar.h*
errno.h locale.h stdatomic.h* stdnoreturn.h* wchar.h
fenv.h math.h stdbool.h string.h wctype.h
float.h setjmp.h stddef.h tgmath.h
ヘッダ complex.h, stdatomic.h, threads.hは省 略できる。C11実装では、これらのオ
プションを含んでいないことを標準マクロを定義することで示す。マクロ
__STDC_NO_
COMPLEX__