
730
21
章
GDB
でデバッグする
-nx
,
-n
GDBにすべての初期化ファイルを無視するよう命じる。このオプションは引数を
とらない。
21.4
GDB
コマンドの使用
開始時デバッガは、例えば、ブレークポイントの設定、デバッグのためにコマンドライ
ンから指定してロードしたプログラムを実行するなどの、コマンド入力を促すプロンプトを
出す。
GDBへのコマンドはコマンドキーワードから始まる行だ。行の残りはそのコマンドの引
数である。コマンドを曖昧さなく特定できるなら、キーワードの途中で止めてもよい。例え
ば、
q
(
qu
や
qui
でも)を入力すると
quit
コマンドとしてデバッガを終了する。
空行を入力する、すなわち、GDBコマンドプロンプトですぐエンターキーを押せば、
GDBは直前のコマンドを、妥当なら繰り返す。例えば、この方式でGDBは自動的に
step
や
next
コマンドを繰り返すが、
run
コマンドは繰り返さない。
曖昧なまたは未知の省略形を入力するか、
必要なコマンド引数を指定し損ねると、GDB
は次の例のように適切なエラーメッセージで応答する。
(gdb) sh
Ambiguous command "sh": sharedlibrary, shell, show.
21.4.1
コマンド補完
GDBデバッガはコマンド、変数、ファイル、関数の名前を補完して入力の手間を軽減す
る。入力したい単語の最初の2、3文字を入力してタブキーを押す。例えば、例1-1のプロ
グラム
circle.c
には関数
circularArea()