LESSON
19
偏差値:真ん中は
50
Pythonのライブラリを使えば「ある値が、全体の上から何%なのか」は求めることがで
きましたが、一般的には大変な計算になります。
そこで、あらかじめ「平均値は
50、標準偏差は10」とそろえることで、比較しやすくす
る方法が考えられました。それが「偏差値」です。「平均値が
50、標準偏差が10」という
正規分布をあらかじめ対応表などで用意しておけば誰でも使うことができます。自分の偏
差値を「( 自分の得点−平均点)÷標準偏差×
10+50」と計算して対応表と見比べるだけ
で、「自分の点数だと、上から何%なのか」が、だいたいわかるというわけです。
ですが、
Pythonのライブラリがあれば、偏差値や対応表がなくても「norm.cdf」を使っ
て調べることができます。なぜなら、偏差値は「平均値
50、標準偏差10」の正規分布だか
らです。
例えば、偏差値
60、70、80が上から何%になるのかを調べてみましょう(リスト5.20)。
from scipy.stats import norm
scorelist = [60, 70, 80]
for score in scorelist:
cdf = norm.cdf(x=score, loc=50, scale=10)
print("
偏差値",score, "は、上から", (1-cdf) * 100, "%")
偏差値 60 は、上から 15.865525393145708 %
偏差値 70 ...