4章データ管理
この章では、データ管理のためのメタデータリポジトリについて見ていきます。
お気付きのように、この章は長くありません。この章では独自のメタデータリポジトリとして、データカタログとデータベースモデリングツールについて説明します。この2つのリポジトリに続き、データエンジニアリングやデータサイエンスを含むデータ管理のさまざまな側面をサポートするいくつかの技術を見ていきます。これらはメタデータリポジトリではありませんが、本書のテーマ全体に関連する重要なメタデータを含んでいるものと考えられます。この点は、この章を読み進める際に意識しておくべき重要なポイントです。
この章で扱うメタデータリポジトリは以下の通りです。
- データカタログ(DC)
- データベースモデル管理(DBM)
- データ管理に使用するその他のメタデータリポジトリ
準備はいいですか? それでは始めましょう!
4.1 データカタログ
データカタログ(DC:Data Catalog)は、社内のデータに関する検索エンジンのようなものです†1。前章で取り上げたCMDBや次章で説明するISMSのように、ITランドスケープに存在すると想定されるデータを一般的かつ抽象的な形で一覧化するメタデータリポジトリもあります。しかしDCはそれらとは異なり、ITランドスケープに実際に存在しているデータを示します。
DCは、ITランドスケープ内のデータソースからDCにメタデータをクロールまたはストリーミングすることで、ITランドスケープ内のデータをメタデータ層で表示します。したがって、DCは表現する対象と物理的な接続を持ちます。これは、図4-1にも示されています。
図4-1 DCの中核機能
このメタデータリポジトリの可能性は、データ駆動型イノベーションの基盤として非常に有望です。Netflix、Facebook、Amazon、LinkedIn、その他多くのテック企業は、DCを重要なコンポーネントとして成功を収めました。DCは、膨大な量のデータを抱えるITランドスケープに対して、必要な全体像と検索機能を提供します。 ...
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