III部メタデータリポジトリをつなぐメタグリッド
本書の最後の部では、データ分散化の第三の波、しかも小さな波であるメタグリッドを探求します。
私がメタグリッドを提案するのは、メタデータがチームごとに閉じた形で進められがちな取り組みだからです。
どれほど柔軟で美しく設計されていたとしても、メタデータリポジトリのメタモデルは本質的に目の前の課題を表現するものです。必要とされる能力に応じたメタデータを特定するために、ITランドスケープの下方へと目を向けます。メタモデルは目的のために形作られるものであり、それは当然のことです。結局のところ、目的のない技術は存在しないからです。
しかし、最も厳格な統制から最も大胆な実験に至るまでの、実務におけるさまざまな意図がメタモデルを通してアラベスク模様のように表現されています。そして、それらはドメイン別に、さらには機能別に特化しています。その結果、私たちは同じメタデータを無限の願望に対して対応し続けるという、途方もない繰り返し作業を強いられます。そこには天文学的なコストと、企業全体で増大する混乱を伴います。しかし本来、そのような必要はありません。
だからこそ、私たちはサイロの下方にばかり注目するのをやめる必要があります。メタデータリポジトリの文脈を考慮し、自分たちを取り巻くものに目を向け、隣にあるものにも注目する必要があります。メタデータは全体的で多次元的なものです。あなたが定義しようとしているメタデータは、すでに別の場所に存在し、少し異なる形で表現され、別の目的に役立てられているはずです。私は、そのことをしっかりと深く見つめることを勧めます。無視してはいけません。ホワイトボードの前で、完璧なメタデータ標準を作り上げ、おそらく高機能な技術を実装する計画と共に、ゼロから始められると思い込まないでください。 ...
Become an O’Reilly member and get unlimited access to this title plus top books and audiobooks from O’Reilly and nearly 200 top publishers, thousands of courses curated by job role, 150+ live events each month,
and much more.
Read now
Unlock full access