April 2026
Intermediate
340 pages
4h 1m
Japanese
企業の競争優位性は、その知識に大きく依存している。もっと具体的に言えば、企業が何を知っているか、それをどう活用するか、そしてどれだけ速く新しいことを知ることができるかに依存している。
――ラリー・プルサック
この本のタイトルは「Learning Systems Thinking」だ†1。これまでに「システム」について、そして「思考」について話してきた。次に取り上げる最も重要な言葉は「学ぶ」ということだ。
[†1] 編集注:原書のタイトルは『Learning Systems Thinking』。
学ぶというと、教室や黒板、ワークブックや宿題、AWS認定試験やホワイトボードテストを思い浮かべるかもしれない。この章を読むのを楽しみにしているかもしれないし、読み飛ばしたいと思うかもしれない。これまでの学びの経験は、学ぶことを楽しめるかどうかに大きく影響を与える。ただ、ここで私が言う「学び」は、そうしたイメージとは少し違っている。システム思考の実践者である私たちが大切にするのは、「創発的な学び」だ。それは、知識と経験を結びつける能力を高めていくことである。
この章では、あなた自身の学びの方法をデザインすることを目指す。それは、システム思考の力を育て続けるための、生涯にわたる取り組みだ。この視点での学びの成果には、次のような目標が含まれる。
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