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第
8
章
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伴走型リサーチの進め方
を張っている状態とも言えるでしょう。
一方、スマートバンクでは、プロダクト開発だけではなく、広報やマーケ
ターと一緒に動かすプロジェクトもあります。この場合、成果物がプロダク
トの紹介記事や
Web ページになることがあります。
入社したばかりのメンバーが主導する時は、工数を見ながらリサーチャー
が一緒に記事のアウトラインを考えたり、Web ページの構成を考えたりする
こともあります。
リサーチャーの専門領域ではありませんが、チームとして必要な場合、自
分のこれまでの経験でサポートできそうなところは入るようにしています。
また、リサーチプロジェクトが完了したタイミングでもあるので、データ
ベースを整理する、調査結果を視覚的に残す
(〈共有〉の部分で示したFigJam)
、
調査概要や進行の記録など振り返りやすいものになっているか確認し、修正
するなども行っています。
リサーチのバトンを渡す時の工夫
ここまで、UX リサーチャー自身がリサーチを推進するケースをご紹介し
てきました。場合によっては、リサーチで得られた結果を、経営層に伝え、
意思決定を仰ぐケースがあると思います。
例えば、事業責任者やマネージャーなど、別の方にリサーチ結果を手渡し
て、経営会議などで話してもらうようなパターンです
(具体的な資料作成や意
識することについては、第5 部で事例を紹介しているので、併せてお読みください)
。
リサーチ結果の報告を自分以外の方が担う場合、こだわっているのは、
ど
んなリサーチ結果だと受け取ってもらいやすいか ...