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第
1 0
章
―
チームメンバーの「リサーチ 体 験 」を意 識する
そのため、ヒアリングシートの冒頭に、ゴールイメージを必ず書くように
します
。
ただの作業と捉えるか、目的のための一つの手段と捉え、その目的にかな
う振る舞いかどうか考えながら進めるか
では、天と地ほどの差があります。
コミュニケーションをスムーズにするポイントは、背景と目的を共有する
ことだと痛感した出来事であり、
同じ目的を持つことができると、進行の質
を高められる
ことを改めて教えてもらいました。
対話しながら「 型 」を一 緒に作り、育てる
これまでご紹介してきた図は、伴走型リサーチを進める上でコミュニケー
ションのハブを担うものです。
リサーチ運営やチーム運用で最もうまくいっ
たパターンを言語化し、リサーチ活動の型
としてブラッシュアップしてきま
した。ちなみに、自分が急に倒れた時でも、誰かにすぐパッと引き継いでも
らえるように、自分の振る舞いを一つずつ言語化し、抽象化するようなイ
メージで図にするとうまくいきました。
リサーチ活動の型は、次のようにいろいろなシーンで作っています。
●
リサーチプロジェクトを進行する時、誰が関係者でどの流れでどう進ん
でいくのか整理したもの
●
調査概要や目的などをひとまとめにしたドキュメント
●
チーム内で依頼をする時に入れておくべき要素のテキストデータ
なお、リサーチ進行に限らず、リサーチチームメンバーとのコミュニケー
ション
についても型を作っています。
チームメンバーに何かを依頼する時も、抜け漏れがないようなテンプレー ...