6章効果的なdevopsのための4本柱
パトリック・デボアは、devopsは人間の問題(http://bit.ly/debois-devops-culture)であり、すべての組織がそのなかの人たちにとって固有のdevops文化を持つことを意味する、と言っている。すべての組織に共通なひとつの「正しい」devopsの実践方法はない。しかし、devopsを取り入れようと思っているチームや組織が時間とリソースを割かなければいけない共通のテーマが4つある、と私たちは考えている。
効果的なdevopsのための4本柱は次のとおりだ。
- コラボレーション
- アフィニティ
- ツール
- スケーリング
この4本柱を組み合わせることで、組織の文化的側面と技術的側面の両方に対応できる。改革の過程では、力を注ぐのは4本のうちの1〜2本にしたほうがよい。しかし、最終的に改革を永続的で効果的なものにするには、4本の柱がすべて機能し、かみ合っていなければいけない。
あなたは、すぐにツールについての話を読みたいと思うかもしれない。しかし、文化の尺度や価値観、個人間のコミュニケーションの問題である最初の2本の柱を決して軽く扱ってはいけない。改革を成功させるには、ツールを効果的に使わなければいけないが、それだけでは十分ではない。ツールだけで済むなら、ChefやDockerのベストプラクティス集を示せばそれで終わりになるが、そんなことはないのだ。実際には、組織内で発生する個人間、チーム間の摩擦を解決することがきわめて重要だ。そうすることで、最終的にdevopsの環境を作り出す永続的な関係性が育まれるからだ。
6.1 コラボレーション
コラボレーションは、複数人で対話したり、教え合ったりすることを大切にしながら、特定の結果に向かってものを作っていくプロセスである。devops運動を生み出すことになった原則は、開発チームと運用チームの協力( ...
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