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2.3 リード数データのバイクラスタリング
では、分位数正規化後の分布がどうなったか見てみましょう。
# After normalization
正規化後
log_counts_normalized = quantile_norm_log(counts)
plot_col_density(log_counts_normalized)
■
期待通り、分布はほぼ同じに見えます(分布の左裾に差があるのは、
0
、
1
、
2
などの低いリード
数値のタイ
†
の数が、データの列によって異なるためです)。
これでリード数の正規化が済んだので、この遺伝子発現データを使って患者の予後の予測を開始
しましょう。
2.3
リード数データのバイクラスタリング
標本にクラスタリングを施すと、類似した遺伝子発現プロファイル持つ標本群がわかります。そ
のような標本群は、他のスケールでも類似した特徴を持つ可能性があります。データはすでに正規
化されているので、発現行列の遺伝子(行)と標本(列)に対してクラスタリングを行うことがで
きます。行列の行に注目してクラスタリングを行うと、どの遺伝子群の発現量が関連しているかが
わかり、これは解析の対象としている過程において、それらの遺伝子が協働していることを示唆し
ます。バイクラスタリングとは、データの行と列を同時にクラスタリングすることです。行に沿っ
† 訳注:「タイ」とは、標本値に同じ値が含まれること。
デ ー タ 値( 列 ご と )
図
2-2
分位数正規化後の標本ごとのリード数の分布