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章
デバイスとエミュレータの使い方
4.1
エミュレータの使い方
前章では、エミュレータの作り方を学んだ。この章ではその使い方に入る。エミュレータは、テス
トが楽になる非常に強力なツールで、実世界の条件のもとでは実現するのが難しいさまざまなことを
シミュレートできる。たとえば、地図アプリケーションを書いている場合、世界中の位置のテストが
必要になるかもしれないが、それらの場所にいちいち出かけていくのは非現実的だろう(きっととて
も面白いはずだが)。エミュレータなら、ネットワーク設定、ハードウェア/ソフトウェア設定、セン
サーイベントをシミュレートできる。実機がなくても、テストが必要な設定はすべて試せる。たとえば、
エミュレータを使えば、さまざまな画面サイズやメモリ設定を真似られる。この章では、エミュレー
タを使ってさまざまなパラメータを効果的にテストするための方法を説明する。
エミュレータと実機は、ほとんどの
場面でADTツールとまったく同じようにやり取りする。言い換
えれば、この章で取り上げる処理は、エミュレータでも実機とまったく同じように処理される。むしろ、
さまざまなオプション(ネットワーク設定など)がサービスプロバイダによって固定されている分、ほ
とんどの場合は実機の方が制限されている。
あなたは、テストを完全に済ませるために実機とエミュレータをさまざまに組み合わせて使うこと
になるだろう。テストでは、何台でも好きなだけ異なるエミュレータと実機を実行できる。もっとも、
設定によっては、個々のエミ