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従業員による内部不正の危険性
情報漏えいの原因の1つである、従業員によるについては、法
律やルールを整備しても従業員の意識を変えないと防ぐことはできません
(図1-7、図1-8、図1-9)。機密情報を持ち出したり、会計データを書き
換えたりする事例が考えられ、技術的な対策を実施しても、抜け道を考え
られてしまうと被害が発生します。
内部不正が起きる理由① 機会
不正行為をしても見つからない状況など、容易に実行できるような環境
があることはが与えられているといえます。
例えば、不正をチェックするための管理や監査などが行われているよう
に見えて、実際は儀式的なもので形骸化している状況が考えられます。こ
のような場合、つい手を出してしまう可能性があります。
内部不正が起きる理由② 動機、プレッシャー
多額のローンなどをかかえている、ギャンブル癖や浪費癖があるなど、
金銭的に困っているようなが不正行為をする理由になる場合がありま
す。「給料が安い」「 人事評価が低い」といった処遇面への不満や、組織や
内部の人間に怨みを持っていた場合も、内部不正につながるかもしれませ
ん。
内部不正が起きる理由③ 正当化
不正行為をしても許されるだろう、自分は不正行為をやってもいいん
だ、みんなこれぐらいやっている、些細なことだから許されるなど、自分
の不正行為の実行を自ら認めようとする考え方がです。
1-4
内部不正が起きる理由
機会、動機、正当化