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ログイン情報を流用できる 「シングルサインオン」
サービスやアプリケーションごとにIDとパスワードを覚えるのは大変な
ので、いずれかのサービスでログインした情報を他でも使えると助かりま
す。そこで、あるサービスでログインした認証情報を他のサービスでも使
えるように事前に設定しておくことで、何度もログインしなくても済むよ
うにするのがです(図1-25)。
利用者にとっては複数のIDやパスワードを覚えておく負担から解放され、
管理者としては守るべきシステムを絞り込んで効率よく管理できます。た
だし、第三者によってあるサービスに勝手にログインされてしまうと、連
携しているすべてのサービスにアクセスされる可能性があります。
パスワードの使いまわし防止に役立つツール
複雑なパスワードを生成し、どのサイトでも異なるパスワードを設定し
ようとすると、使用しているIDとパスワードの組が大量になり、覚えてお
くのは現実的ではありません。
付箋に書いて他人の見えるところに貼っておくのはもってのほかですが、
第三者にわからない書き方で手帳など紙のメモとして保存しておくのは1
つの方法です。ただし、ネットワーク経由で盗まれる恐れがないメリット
がある一方で、紛失や盗難の可能性があることには注意が必要です。
そこでを使う方法が考えられます。多くはマスタ
ーパスワードと呼ばれるパスワードを1つ覚えておくだけで、パスワード
情報を一元管理できます(図1-26)。
スマートフォンのアプリなども多く登場しており、パスワードの入力が ...