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(GeneralData ProtectionRegulation)は、
という意味で、EUにおける個人情報保護法に該当するものです。EUの企
業だけが影響を受けるものではなく、違反すると大きな制裁金も課せられ
るため、2018 年5月の改正時に大きな話題になりました(図 7-10)。
名前は「一般データ」となっていますが、その内容は「個人データ」に
関するものです。EUにおけるすべての個人が、それぞれの個人データを
コントロールできるようにし、その保護を強化することを目的としていま
す(図7-11)。つまり、自分のデータの処理方法や使用方法に関する権限
を、個人がコントロールできることを目指しています。
この「個人データ」には、本人に関するあらゆる情報が含まれます。氏
名、住所、メールアドレス、クレジットカード番号に加え、身体的・生理
学的・遺伝子的・精神的・経済的・文化的・社会的固有性に関する要因な
ども含まれています。
GDPRは個人データの「」と「」について満たすべき法的要件
を規定しています。「処理」とは、個人データに対して行われる作業だと
考えるとわかりやすいでしょう。個人データの取得、記録、編集、保存、
変更のほか、個人データの一覧(リスト)の作成や並べ替えなども「処
理」に含まれます(図7-12)。
一方、「移転」とは EEA
※1 域外に送付することです。例えば、個人デー
タを含んだ文書を電子メールでEEA域外に送信すること、EEA域内に設置 ...