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章
セ キュリティと コ ン テ ナ に 対 す る 制 限
Docker
を安全に使うには、潜在的なセキュリティの問題と、コンテナベースのシステムをセ
キュアにするための主要なツールや手法を知っておかなければなりません。本章では、セキュリ
ティについて実働環境で
Docker
を動作させるという観点から考えますが、アドバイスの多くは、
開発環境にも同じように当てはまります。セキュリティにおいてさえも、もともと
Docker
が解決
しようとしている、環境間でコードを移すことにまつわる問題を避けるために、開発環境と実働環
境を似たものにしておくことが重要です。
Docker
に関するオンラインのポストやニュースを読んでみれば
†
、
Docker
は本質的にセキュア
ではなく、実用には耐えないという印象を受けるかも知れません。コンテナの安全な利用に関係し
た問題を認識しておく必要は間違いなくありますが、適切に使えば、コンテナは
VM
やベアメタ
ルだけを使う場合以上に、セキュアで効率的なシステムを提供できます。
本章ではまず、コンテナを利用する際に検討しておくべき、コンテナベースのシステムのセキュ
リティにまつわる問題のいくつかを調べていきます。
本章のガイダンスは、筆者個人の意見に基づくものです。筆者はセキュリティの研究者でも、イン
ターネットに公開されている著名なシステムの責任者でもありません。とはいえ、本章のガイダン
スに沿ったシステムであれば、世間のシステムの大部分よりも、セキュリティ的に良い状態になる ...