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10 章 ロギングとモニタリング
いかなるソリューションでも問題になるのは、ログのセキュリティです。ログには、センシティブな情報
が含まれることが多く、ログにアクセスできる人物をコントロールすることが重要です。公開のインター
ネットを流れるログはすべて暗号化されることや、保存されたログにアクセスできるのは適切な人々だけで
あることを、保障できるようにするべきでしょう。
10.2.1
ファイルからのログの取得
ログをフォワードするもう
1
つの効率的な方法は、ファイルシステム上の生のログにアクセスす
ることです。デフォルトの状態でロギングを行っているなら、現時点の
Docker
はコンテナのログ
ファイルを
/var/lib/docker/containers/<container id>/<container id>-json.log
に置きます。
ログをこのファイルから取り出すのは、効率的ではあるものの、
Docker
の公開されている
API
ではなく、内部的な実装の詳細に依存することになります。そのため、この方法に基づくロギング
のソリューションは、
Docker
エンジンのアップデートに伴って、うまく動かなくなるかも知れま
せん。
10.3
モニタリングとアラート
マイクロサービスのシステムでは、数十から数百あるいは数千のコンテナを動作させることもあ
るでしょう。動作中のコンテナの状態、あるいはシステム全体の概況をモニタリングするための支
援は、あればあるほど喜ばしいでしょう。優れたモニタリングのシステムは、システムの健全性が ...