Ⅲ部
ツールとテクニック
Ⅲ部では、
Docker
コンテナからなるクラスタを、安全かつ高い信頼性の下で運用するために必
要となる、ツールや手法についての高度な詳細に進みます。
最初に、ネットワークとサービスディスカバリを見ていきましょう。これは、複数のホストでコ
ンテナを扱う場合には、すぐに欠かせないタスクになります。言い換えれば、コンテナは他のコ
ンテナをどのように探せば良いのでしょうか?
そしてそれらを接続するにはどうすればよいので
しょうか?
続いて、コンテナのオーケストレーションとクラスタリングを支援するために設計されたソフ
トウェアソリューションを見ていきます。これらのツールは、開発者がロードバランシング、ス
ケーリング、フェイルオーバーといった課題に対処するのを支援し、運用担当者がコンテナのス
ケジューリングを行い、リソースを最大限に活用できるようにします。長時間にわたって動作し続
けるアプリケーションは、意外に早くこれらの問題にぶつかるものです。問題と、考えられるソ
リューションを先立って知っておくことには、大きなメリットがあります。
最後の章は、コンテナとマイクロサービスの動作環境のセキュリティを保つ方法を採り上げま
す。コンテナを使うことで、セキュリティ上の新たな課題が生じますが、新たなツールや手法も提
供されます。本書の最後の章になっているとはいえ、これはコンテナを扱うすべての人がなじんで
おかなければならない、重要なトピックなのです。