May 2025
Beginner to intermediate
296 pages
3h 56m
Japanese
アリストテレスのレトリックの三角形や、その構成要素であるエートス、パトス、ロゴスについて聞いたことはあるだろうか? レトリックの三角形とは、アリストテレスによって提唱された説得力のあるコミュニケーションを行うための技術であり、古代ギリシャにおける効果的かつ基本的なツールであった。では、それが今日のアーキテクトや開発者にとってどう役立つのだろう?
レトリックの三角形の本質は、説得力を持ったコミュニケーションを行うための3つの重要な要素(エートス、ロゴス、パトス)を理解するための枠組みである(図9-1参照)。エートスは話者の信頼性や誠実さを指し、パトスは受け手を引き込むための感情的な訴え、ロゴスは提示される論理的かつ合理的な議論を指す。これら3つの要素間のバランスと相互作用を習得することで、効果的に受け手を引き込み、望む結果を得られるようになる。古代ギリシャの学生にとってレトリックの三角形の研究は必須であり、約2500年後の今なお貴重なツールである。
図9-1 アリストテレスのレトリックの三角形
エートスは、話者や著者の信頼性、確実性、誠実さを指す。口頭や文章のコミュニケーションにおいて、受け手が話者や著者とそのメッセージをどのように認識するかを大きく左右する。
口頭や文章においてエートスを使用する方法の一つが、受け手に自分の信頼性を伝えることだ。さまざまな方法があるが、自身が持つ資格、経験、受賞歴、出版物などを強調する方法が挙げられる。 ...
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