May 2025
Beginner to intermediate
296 pages
3h 56m
Japanese
ソフトウェアのアーキテクティングや設計には、さまざまなやり方やテクニックやプラクティスがあるが、方法論に従って成果物を作って終わり、というわけにはいかない。作成する成果物は、全体のアーキテクチャにおいて有効に活用されなければならない。この章のパターンは、これまで説明してきたテクニックを効果的に実践するための助けとなるだろう。
アーキテクチャ決定記録(ADR)は、アーキテクチャに関する意思決定とその背後にある理由を記録したもので、意思決定のプロセス自体に使用できる。ADRはアーキテクチャに限らずすべてのステークホルダーに対して、アーキテクチャに関してどのような意思決定が行われ、その結果どうなったかを伝えるための重要な手段である。プロダクトやプロジェクトのライフサイクルを通して多くの決定が行われるが、これらの決定(またそれを支える理由)を文書化しなければ、容易に忘れられてしまうだろう。
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ADRはマイケル・ナイガードによって2011年に考案され、彼の入門的なブログ記事(https://oreil.ly/ZTjcC)もADRの形式で構成されている。彼のオリジナルのADRテンプレートは現在では拡張されていて、意思決定プロセスや決定内容の記録にも活用されていることが多い。 |
ADRが役立つ状況をいくつか紹介する。
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