
はじめに
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はじめに
本書を手に取っていただいたことは、嬉しい偶然の巡り合わせと言えるかもしれません。毎年多く
の本が出版され、多くの読者が存在する中で、この本はあなたに読まれることになったのです。ひょっ
とすると、ある機械学習のアルゴリズムが本書へ誘うきっかけになったのかもしれません(または本書
があなたを引き寄せたのかもしれません)。いずれにせよ、私たち筆者としては、機械学習の「How(ど
のようにやるのか)」と「Why(なぜそうやるのか)」について理解を深めたいと思って、本書を読ん
でもらえたら嬉しく思います。
本書はほとんどのページをHowについて割いています。「機械学習のアルゴリズムを最大限活かすた
めに、どのようにデータを処理すべきか?」「今取り組んでいる問題に対して、正しいアルゴリズムをど
のように選ぶべきか?」といったようなことを扱います。
時折、Whyについても言及します。「なぜ正確に計測することが重要
なのか?」「なぜあるアルゴリズ
ムが、ある状況において他より優れているのか?」といったことです。
機械学習という分野でエキスパートになるためには、学ぶべきことはたくさんあります。実際のとこ
ろ、本書がカバーしている内容は、いくつかのHowとごく一部のWhyだけに過ぎません。しかし、本
書で扱う内容によって、できる限り良いスタートが切れることを願っています。
本書が扱う内容
「1章 Pythonではじめる機械学習」では、単純な例を見ていきながら、機械学習の基本的な考え
方について説明を行いま