
2.2
さらに複雑なクラス分類器の作成
35
または10ぐらいを設定すると良いでしょう(それぞれ全体の80%または90%を訓練データに使用する
ことになります)。極端な例としては、データ数と同じ数だけ分割することもできます。その場合は
leave-one-out法を行っていることになります。
データを分割するときには、データに偏りが生じないように注意しなければなりません。たとえば、
分割したデータの中には同じクラスしか存在しない、というようなことが起こるかもしれません。それ
では、正しい評価を行うことができないでしょう。ここでは、データを分割する方法の詳細には立ち入
らないことにします。なぜなら、機械学習ライブラリが代わりに行ってくれるからです。
交差検定を行うことで、モデルを一つだけではなく、複数作ったことになります。それでは、最終的
なモデルとして、また、今後新しいデータに対して用いるモデルとして、どれを
選べば良いのでしょう
か? 最も単純な方法は、交差検定で作ったモデルは使わずに、全ての訓練データを用いて学習したモ
デルを用いることです。交差検定は、最終的なモデルを作成するためではなく、対象のモデルがどれ
だけ汎用的な能力を持つか、ということを判断するために用います。
交差検定を用いることで、自分の考えた手法が優れているかどうか評価することができま
す。交差検定処理の最後で、最終的なモデルを作成するために、全ての訓練データを用いて
モデルを訓練することができます。
機械学習という分野が世に出始めた頃は、 ...