
5.6
ロジスティック回帰を用いる
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5.6
ロジスティック回帰を用いる
ロジスティック回帰という手法があります。これはその名前(ロジスティック回帰)にかかわらず、
分類に関する手法です。この手法はテキストベースの分類問題において威力を発揮します。「ロジス
ティック回帰」という名前は、ロジスティック関数で回帰を行い、その結果から分類を行うため、その
ような名前が付けられました。
5.6.1
ロジスティック回帰の簡単な例
ロジスティック回帰の仕組みを理解するために、ここでは次の例について考えたいと思います。例と
して用いるデータセットは人工的に生成したものです。各データは特徴量と対応するクラス(ラベル)
を持ちます。クラスは
0
か
1
のどちらかの値を取るものとします。ここで、X軸に特徴量をY軸に対応
するクラスをとってプロットします。図5-7を見てわかる通り、データにはノイズが含まれており、特
徴量が
1
から
6
の間では両方のクラスが存在していることがわかります。そのため、
0
か
1
の離散的な
値を直接出力するような関数をモデル化するよりは、特徴量
X
がクラス1に属する確率を
P(X)
とし
て、その確率関数をモデル化したほうが良いでしょう。そのようにモデル化を行えば、
P(X)
が0.5よ
り大きければクラス1に、それ以外であればクラス0に分類することができます。
図5-7
ある関数について、その出力値がある決められた範囲(有限範囲)に収まるようにモデル化すること
は、数学的には難しいことです。ここではラベルが0か1の離散値