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3-5:反転インタラクションパターン
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有能なカウンセラー
達成したいことがあっても、そのための具体的なステップがわから
ないことがある。
たとえば、大学で研究を進める中で、研究室の学生から「実験があ
まりうまくいかず研究が進まない。どうしたらいいか。」といった相談
を受けることがある。この種の質問は、誰にとっても正しいという解
があるわけではない。どんな方向に研究を進めたいか、何を知りたい
と思っているか、どんな実験をしたいか、などによってその答えはお
そらく変わってくるからだ。
このように、具体的な進め方がわからないだけで、「こうであってほ
しい」という漠然としたイメージを持っている問題に対して、そもそ
も何から考えて良いかわからないときがある。そういうときは、誰か
に質問してもらうことが役に立つ。質問されることで、自分の考えを
整理したり、見えていないことについて考えることができるようにな
る。それはつまり、クライアントの話に耳を傾け、中立で支持的な態
3-5
反転インタラクション
パターン