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3-6:少数ショットパターン
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Show, don’t tell(説明より実例)
多様で大規模なデータを使って訓練されている大規模言語モデルは、
言語と文脈の幅広い理解を持っている。これまでのプロンプトパター
ンでも見てきたように、知識をどううまく引き出すかというのが大規
模言語モデルを使いこなすための鍵となる。
大規模言語モデルから効率的に答えを導き出すひとつの強力な方法
が「少数ショット(Few-shot)」パターンだ。少数ショットパターン
とは、数少ない例(ショット)をモデルに与えることで、モデルの出
力を特定の方向に効果的に誘導するプロンプトパターンだ。
大規模言語モデルは、プロンプトでいくつかの例を示すだけで、モ
デルの動作をその方向に導くことができる。このアイデアは
「LanguageModelsareFew-ShotLearners(言語モデルは少数
ショット学習ができる)」
*
という2020年に公開された論文で初めて
示された。これは機械学習分野の大きなブレイクスルーだった。なぜ
なら、従来の機械学習モデルでは、タスクに特化した膨大な量のラベ
3-6
少数ショットパターン