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第4章:トリガープロンプトの威力
学びて思わざれば即ち罔
くら
し
これまでに見てきたCoVeパターンやステップバックプロンプトパ
ターンでは、モデルの出力結果を再度処理することによって、より質
の高い推論結果を得ることができた。より専門的な言い方をすれば、
それらは「再帰的(Recursive,Recurrent)」な処理を行っていた。
数学や情報処理において、出力を再び入力に用いる再帰的な処理そ
れ自体は特別なことではない。たとえば再帰関数と呼ばれる関数は、
関数の内部で自分自身を呼ぶ関数だ。再帰関数では関数の返り値(出
力)が再び関数の中で利用され新たな出力を生み出す。数学における
階乗の計算などが典型的だ。
function factorial(n)
if n == 0 then
return 1
else
return n * factorial(n-1)
4-4
メタ認知的プロンプト
パターン