March 2025
Beginner to intermediate
320 pages
3h 50m
Japanese
過去にメンバーだったことのあるチームを考えてみてください。チームに参加したとき、チームを離れたときのことを覚えていますか? 1つのチームに永遠にいることはほとんどありません。私たちのチームの経験には始まりと終わりがあるのです。チームに参加しているあいだ、新たに参加する人もいれば、去っていく人もいます。図1-1で示すようなエコサイクルは、チームの進化と時間による変化を考えるのに役立つメタファーです。
図1-1 適応的なサイクルにもとづいたエコサイクル(by Lance H. Gunderson and C.S. Holling, Panarchy; and Keith McCandless, Henri Lipmanowicz, and Fisher Qua, Liberating Structures)
森林学の例からエコサイクルの一般的な考え方を学び、ダイナミックリチーミングとの関連を見ていきましょう。カリフォルニアで私の居住地の近くにあるロス・パドレス国有林では、樫の木のエコサイクルを見ることができます。概要はこうです。木からどんぐりが落ちます。どんぐりが地中に潜ることができたら、根を伸ばし始めます。誕生期です。次は成長期です。若い樫の木はぐんぐん成長します。若い木が増えてくると、森は深くなります。木がよく育ち森が深くなると樹冠が形成されます。成熟期です。成長期にも達することができない木が増えていき、そのような木は枯れてしまいます。貧困の罠に似ています。生き残ることのできない状況です。 ...
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