March 2025
Beginner to intermediate
320 pages
3h 50m
Japanese
チームへの配属や変更には、いろいろなやり方があります。チームメンバーに自由に決めさせている会社もありますが、マネジメント主導で決定しているほうが多いかもしれません。状況や文脈によるのです。人間主義的なチーム配属では、人をチームに入れるときは個人の興味や学習ニーズを考慮します。これは、本人の意向を聞かずにチームから引き剥がして意に沿わない環境に送り込む方法とは正反対です。チームを変えるときに意見を言えることもあれば、言えないこともあります。チーム配属はそもそも権力の概念を含むもので、「上から」の強いコマンドアンドコントロールによる意思決定から、ボトムアップによるチームメンバーの自己組織的な意思決定まで、その形態はさまざまです。私はこれをスペクトルとしてとらえており、図3-1のように図示できます。
図3-1 チーム配属とチーム変更のスペクトル
図3-1を上から順に見ていきましょう。知らない人たちの意思決定によってチームに入れられたりチームから外されたりすると、どこか他人事のように感じます。こういったことは、会社買収の過程でよく起こります。私は買収される側とする側のどちらの会社にもいたことがありますが、チームが吸収されたりコードのオーナーシップが別の場所に移されたりするのを目撃してきました。双方の会社が「シナジーを探る」過程で、配置転換されるマネージャーや職を失う人も見てきました。こういった時期に意思決定から遠い場所にいると、自分が歯車の1つでしかないように感じることでしょう。こうして他人事となるのです。「誰か」が変更を起こすべく意思決定しています。あなたのコントロールが及ぶところにはありません。これが、 ...
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