March 2025
Beginner to intermediate
320 pages
3h 50m
Japanese
ダイナミックリチーミングを念頭に置いて組織を成長させることで、柔軟でレジリエンスの高い構造を手に入れることもできますし、既存の組織を調整してダイナミックリチーミングを可能にすることもできます。どちらをするにしても考慮すべき因子はあるので、本章では双方のアプローチに有益なアイデアを提供します。
最初に、同僚たちと自らのコンテキストを分析して整理するために使うツールを見ていきましょう。スタート地点となる心理的枠組みを合わせるためです。ここで役立つのが、1章で学んだエコサイクルツールです。
次に、ダイナミックリチーミングの毒にも薬にもなる制約と促進要因を考慮に入れます。コラボレーションダイナミクスについて深く掘り下げてから、ダイナミックリチーミングに影響を与えるその他の重要な変数について説明します。
最後に、組織がリチーミングに向けてどのような準備をするかについて話します。すなわち、組織内でつながりを育み足並みをそろえるために何をすればよいかを取り上げます。これによって、あとでリチーミングが起きたときの難易度が下がります。
それでは、現在の仕事のコンテキストを分析するためのエコサイクルツールから始めましょう。
テーマパークで案内図のポスターを見つけて近づいてみると「現在地」の点が打ってあるのを見たことはないでしょうか? エコサイクルツールを使ってこれと同じようなことができるのです(図11-1)。リチーミングについて話し合う前であっても、このツールを使えば組織のコンテキストを可視化し共有できるようになります。これは足並みをそろえるためのツールで、リチーミングについての議論を始めるにあたって私は戦略的に使用します。 ...
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