
173
2014年 12月にBluetooth SIGから Bluetooth Core Specification 4.2とCore
Specification Supplement(CSS)v5がリリースされた。ここでは、規 格 の 変 更 点と今
後の見通しについて、訳者の私見を交えながら解説する。
な お 、す べ て の 情 報 は 2015年1月16日時点のものであり、その後変更されている可能
性があることに 注 意されたい 。
IPv6
への対応
これまで Bluetooth Low Energy対応機器がインターネットへ接続するためにはプロト
コル 変 換を行うゲートウェイの 助けを借りる必 要があったが 、BLE 上で IPv6の 通 信をサポー
トし て BLEデ バ イス が 直 接 イン ター ネット へ 接 続 できるようにしようという 動 きが 進 ん で い る 。
こ れ が 実 現 す れ ば 、い わ ゆ る IoT(Internet of Things、モ ノ の イ ン タ ー ネ ット )へ の BLE
の採用に弾みがつくと期待される。
BLE 上で IPv6をサポートするにはいろいろと難しい課 題がある。中でも大きな問 題は、
IPv6では1280バ イト の MTU(076ペ ー ジ の「 MTU 交換」を参照)が要求される一方
で、BLEで は 最 大 パ ケ ット 長 が 27バ イ ト( 下 記 の LE Data Packet ...