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第 章
データベースサーバー(以下、DBサーバー)の物理構成としては、まずごくシ
ンプルに、という形式があります。ポツンと1 台だけサーバーを用
意する方式で、最も単純かつ安上がりですが、サーバーに障害が起きたら即座に
システム停止、かつ性能もほとんどスケーラビリティがないため、よほどの小規模
システムでないと採用されません。
そこで、信頼性と性能を向上させるために、DBサーバーを複数台で構成する
が採用されるわけですが
、これには多くの種類があります。
まず、信頼性向上だけを念頭においた方式として、ストレージを共有する
方式があります。通常、動いているのは現用系(Active)だけで、
もう一方の待機系(Standby)はまったく処理をしません。ただ、現用系に障害が
発生した場合には待機系に切り替わり、少ない停止時間でシステムが復旧できると
いう利点があります。このときの復旧の速度が速い方式として待機系のデータベー
スを常時稼働させておく方式、復旧の速度が遅い方式として普段
はサーバーをシャットダウンしておく方式、両者の中間である
サーバー OS は起動しているが DBMS は起動していない方式が
あります。「そんなの復旧時間が短いほうがいいに決まってるんだから、コールド