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8
7
6
5
4
3
2
1
4-1
前章で学んだ正規化によってテーブルを整理していくと、どんどんテーブルの数
が増えていきます。実際の業務システムを開発すると、何百という数のテーブルが
作られることも珍しくありません。
こうしてうじゃうじゃと増えたテーブルを、そのままの状態で管理することは、
人間にはできない作業です。こうした多数のテーブルを管理するために、それぞ
れのテーブルがどういう意味を持っていて、テーブル同士が互いにどういう関係
にあるのか、ということを明示するために作る図を(Entity-Relationship
Diagram:実体関連図)と呼びます。E(Entity:実体)とはテーブルのこと、R
(Relationship:関連)は文字通りテーブル同士の関連のことだと考えてもらって
かまいません。
ER図の描き方にはいくつか「流派」があるのですが、基本的な考え方は大きく
変わるものではないため、代表的なフォーマット二つを覚えておけば、だいたい
の場合には対処できます。その二つが、IE(Information Engineering)記法と
I
アイデフワンエックス
DEF1Xです。
IE 記法は通称「鳥の足」という名前でも知られており、直観的にテーブル間の
関連を理解しやすいため、著者としては初心者向けの記法だと思います。
IDEF1X は、米国で規格化された記法で、そのすべての機能を学ぼうとすると、
かなり覚えることが多いため、本章では業務上、主に必要となる点に限定して解説 ...