クラウドFinOps 第2版 ―協調的でリアルタイムなクラウド価値の意思決定
by J.R. Storment, Mike Fuller, 松沢 敏志, 風間 勇志, 新井 俊悟, 福田 遥, 門畑 顕博, 小原 誠
7章FinOps Foundationフレームワーク
FinOps Foundationフレームワーク(https://www.finops.org/framework/)は、常に進化し続けるFinOpsの考え方をまとめたものです。組織のクラウドの成熟度や複雑さに合わせて、FinOpsの実践に活用できます。本章では、フレームワークがどんなものか、フレームワークをどのようにFinOpsで活用するのかについて紹介します。さらに、本章ではフレームワークの構造を説明し、ガイド、アセスメント、プレイブックなどの関連要素を使って、組織のFinOps状況に応じたフレームワークの導入方法を解説します。
フレームワークを取り入れることで、車輪の再発明を避け、長年培ってきた既存の知識体系を素早く再活用できます。フレームワークには、コスト配賦(メタデータや階層構造)やFinOps文化の確立など、FinOps全体に関わる要素もあれば、共有コストの管理やIT資産管理の統合など、特定の場面でのみ関わる要素もあります。
フレームワークでは、原則、ペルソナ、成熟度ごとの特徴、FinOpsの実践を成功へと導くために必要な活動や成果指標をまとめた主要なケイパビリティについて概説しています。FinOpsフレームワークに貢献しているのは、FinOps Foundationの実践者コミュニティ、クラウドサービス事業者、およびパートナーメンバーの方々です。本書に書かれている内容はすべてこのフレームワークに関連付けることができます。
クラウドを導入するすべての組織は、クラウドコストを管理する仕組みを作る必要があります。このフレームワークは、クラウドコスト管理のベストプラクティスに従った、FinOps実践のための運用モデルを提供します。 ...
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