クラウドFinOps 第2版 ―協調的でリアルタイムなクラウド価値の意思決定
by J.R. Storment, Mike Fuller, 松沢 敏志, 風間 勇志, 新井 俊悟, 福田 遥, 門畑 顕博, 小原 誠
21章コスト管理の自動化
繰り返し実行する必要がある作業がある場合、自動化はその労力を取り除き、一貫性を維持します。FinOpsでは、自動化する機会が豊富にあります。本章では、一般的に自動化されるFinOpsのタスクと、自動化の利点と課題について見ていきましょう。
FinOps自動化という用語は、単純な請求処理から直接的なインフラストラクチャ管理まで、さまざまなことを意味します。これには、請求データの処理、異常通知、レポートの配信と作成、リザーブドインスタンスやSavings Plansの管理、タグ付け/アカウント/サブスクリプション/プロジェクト作成と健全性の管理、使用量の最適化と適切なサイジング、リソースのスケジュールに基づく停止と開始、需要に基づく予測的オートスケーリング、デプロイ時のインスタンスサイズの選択、スポットとオンデマンド間のワークロードの移行、クラウド支出データを外部システムに提供することなどが含まれます。
自動化の定義は、皆さんの会社のクラウドとFinOpsの成熟度、スタッフの技術能力、そして繰り返しのプロセスを人間からコンピューターに移行することに対する一般的な快適さによって異なります。
自動化するかどうか
そもそも自動化するかしないか?これはまず問いかけるべき質問です。その答えは、組織の2つの側面を見ることで決定できます。まず、自動化で達成したい成果を明確にする必要があります。次に、組織内において手動で追跡されているプロセスと自動化を比較し、特定した成果を達成するためのより良い方法が自動化であるかどうかを判断する必要があります。
自動化すべきか?結局のところ、答えは「それは状況による」となることが多いです。この質問に答えるためには、自動化から得られる利益に目を向ける必要があります。 ...
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