こうすれば、 background‐sizeや background‐repeatを変更した
い場合に1 か所を修正するだけで済みます。同様のテクニックは、本書全
体を通じて何度も使われることになります。
プリプロセッサを使うべきか
LESS(lesscss.org) や Sass( sass‐lang.com) あ る い は Stylus
(stylus‐lang.com/)などのプリプロセッサについて聞いたことがある
読者も多いでしょう。これらは、 CSSを記述するための便利な機能を提供
しています。例えば変数、ミックスイン、関数、入れ子構造のルール、色
の操作などの機能を利用できます。
CSS単体では大規模プロジェクトでコードの柔軟性を保つのは困難です
が、プリプロセッサを適切に利用すればこれが可能になります。頑健で柔
軟かつDRY な CSSを記述しようとしても、CSSの仕様自体に努力を妨げら
れることがあります。ただし、プリプロセッサも以下のような問題を抱え
ています。
background:url(tr.png)topright,
url(br.png)bottomright,
url(bl.png)bottomleft;
background‐size:2em2em;
background‐repeat:no‐repeat;
CSSのファイルサイズや複雑さをコントロールできなくなります。簡潔に
記述された小さなコードが、巨大な ...