課題
デザイナーは行末を揃えるのが大好きです。きれいにデザインされた雑
誌や本を見れば、行末揃えは至る所で行われているのがわかります。しか
しWeb 上では、経験を積んだデザイナーも行末揃えはほとんど使ってい
ません。 CSS1の時代から text‐align:justify;を指定すること可能
だったのに、利用されていないのはなぜでしょうか。
その答えは図5.1 に隠されています。行末を揃えた結果、表示がスペー
スだらけになってしまいました。見た目が悪く、読みやすくもありませ
ん。印刷物では、行末揃えは常にハイフネーション(ハイフンの追加)と
組み合わせて適用されます。ハイフネーションを行えば単語を音節単位に
分割できるため、挿入されるスペースを大幅に少なくできます。そして、
テキストをより自然に表示できます。
近年までは、 Web 上のテキストにハイフンを追加するための別の方法
があるにはあったのですが、それは解決策とはとても呼べないようなひど
い代物でした。サーバーサイドのプログラムや JavaScript や Webサービ
ス、あるいは手作業でソフトハイフンの文字( ­。ハイフネーション
が可能な位置を表します)をすべての音節の間に挿入する、とても面倒な
処理が必要でした。このような手前は割に合わず、デザイナーたちは他の
方法のレイアウトを利用していました。
ハイフンの追加
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