3章難題
重苦しい沈黙が流れています。スタッフミーティングで誰も喋らないので、何かまずい気配は感じ取れます。「週末はどうだった」といった雑談もなく、みんなゆっくりと周りを見渡しながら、原因を探っています。私はホワイトボードにアジェンダを書いていますが、おそらくアジェンダ通りに進むことはなかろうと思っています。なぜなら……
……難題があるからです。
過去24時間で、誰かが「難題」を発見しました。それは、ふとした会話の中で突然明らかになったのです。それが厄介であることを意識すらしていない人から伝わりました。伝えた人は意識していませんでしたが、それを聞いたマテオは、「何かまずくないか?」と考えました。
マテオはすぐにその状況をエリカに報告してトリアージしてもらいました。「まずいですよね?」とマテオが尋ねました。
「それはつまり、こういうことですか?」とエリカは探りを入れました。
「そうですね」とマテオ。
「めちゃくちゃまずいですね。赤信号。すぐエスカレーションしないと。全員に伝えましょう」とエリカは判断しました。
マテオはその難題を様々な視点から確認するため、みんなに伝えました。だから、スタッフミーティングが始まっても、誰も何も言わないのです。みんな、難題をわかっていて、そのせいで全体のスケジュールを見直さなければならないとなれば、私のところに持って来ます。難題に対処するのはリーダーの仕事だからです。
私は席につき、頭の中で3つ数えます。「さて、どうしました?」と私は尋ねました。マテオは、触れられることのないアジェンダに目をやり、肩をすくめて、「始める前に言っておかないといけないことが……、難題があります」と言いました。
「説明してください」と私。
マテオは、自分の聞いた話とそれをどう分析したかを説明しました。7分半かけて説明した後、マテオは言葉を切って、みんなが考える時間をとりました。私の片腕であるベスが解決策を提示します。 ...
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