June 2022
Beginner to intermediate
224 pages
2h 12m
Japanese
数年前、家の1階をリフォームしました。元々は2部屋だったのを、壁を移動してもう1部屋増やしたのです。これは、大掛かりな工事でした。騒音はひどく、あちこちがビニールシートに覆われ、そしてホコリにまみれながら決断を繰り返す日々。
乾式壁を貼り始めると、様子が変わって、また自分の家だと感じられるようになります。そして、ホコリも騒音もない生活が恋しくなります。この頃になると、色々なところが「これを直してくれるんだろうか」と心配になってきます。欠陥を見つけてしまうのです。未完成な箇所。小さなへこみ。ガーン。仕上げに入ると、うまくいっていないところがどこもかしこも見えてきます。
そんな悩みを施工業者に相談したところ、彼は青いテープを取り出して、こんな風に指示してくれました。
環境が大きく変わった後では、気に入らないものが驚くほど目に留まります。新築の家やリフォーム後の家、新しい車、新しい仕事。自分を取り巻く環境が大きく変化すると、脳は厳戒態勢に入ります。「何もかもが違う。注目しよう。何か重要なことが起きている」
その理由は? 以前は、このようにあれこれ気になってしまう原因は、大金を使ったせいだと思っていました。お金を払った分、元を取りたいとか、あるいは、新しいものを完璧な状態で維持したいという子供っぽい願いとか。大きな買い物ならまだわかります。しかし、新しい仕事に対しても、「前と違う」「これは間違っている」と感じてしまうのはなぜなのでしょう。 ...
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