
LangChainの概要
5.1
LangChainは、LLM を使ったアプリケーションを開発するためのフレームワークです。開
発者は、LangChain を使うことでLLM を用いたアプリケーションを容易に開発することがで
きます。LangChain は、LLMを活用するために便利な機能を様々なコンポーネントとして提
供しています。さらに、コンポーネント間の連携を実現する専用言語LCEL(LangChain
Expression Language)も提供しています。
図5.1.1 に LangChainの構成を示します。
モデル入出力
5.5
LCEL(LangChainExpressionLanguage)
5.2
会話モデル
(ChatModel)
5.3
プロンプト
テンプレート
5.4
出力パーサ
5.6
RAGサポート
5.7
エージェント
サポート
図5.1.1
LangChainのコンポーネントは、主に次の三つのカテゴリに分類されます。
モデル入出力
RAG サポート
エージェントサポート
モデル入出力のコンポーネントは、LLMを使うために必要不可欠なコンポーネントです。
LLMを用いた最低限のアプリケーションは、これらのコンポーネントを使うことで構築でき
ます。一方、RAGサポートのコンポーネントは、RAGを実現するために必要な機能一式を提
供しています。同様に、エージェントサポートのコンポーネントは、AIエージェントを実現
するために必要な機能を提供しています。 ...