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プロンプトチェーニング
3.6
プロンプトチェーニングは、複雑なタスクを単純な部分タスクに分割し、それらを順番に処
理することでLLM の性能を向上させる手法です。この手法の基本的なアイデアは、複雑なタ
スクを部分タスクに分割し、各サブプロンプトが特定の部分タスクに焦点を当てることです。
そして、前の段階の出力を次の段階の入力として使用することで、タスク全体を効果的に解決
します。
プロンプトチェーニングを適用する手順は次のとおりです。
1. 複雑なタスクを分析し、単純な部分タスクに分割する。
2. 各部分タスクに対応するサブプロンプトを作成する。
3. サブプロンプトを順番に実行し、各段階の出力を次の段階の入力として使用する。
4. 最後のサブプロンプトの出力を最終的な出力とする。
ここでは、少し複雑なプロンプトの例として、次のようなプロンプトを考えてみましょう。
I N
大規模言語モデルの最も重要な特徴3つを300字以内で説明してください。
このプロンプトをChatGPT-4 に与えた結果をリスト3.6.1 に示します。この場合、一見正
しく見える回答が生成されています。しかし、説明が400文字以上となっており、指定した
300文字を超えてしまっています。
リスト3.6.1
You:
大規模言語モデルの最も重要な特徴3つを300字以内で説明してください。
ChatGPT:
大規模言語モデルの重要な特徴として、以下の3つが挙げられます。
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プロンプトチェーニング ...