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5.5.3
シーケンスとパラレル
LangChainでは、チェーンを構築するための構文としてシーケンスとパラレルの二つの構文
が提供されています。シーケンスはコンポーネントを順番に繋げる構文です。一方、パラレル
は複数のコンポーネントを並列に繋げる構文です。先ほどの例では、シーケンスを使ってコン
ポーネントを繋いでいました。
ここでは、シーケンスとパラレルの構文を使って、チェーンを構築する方法を説明します。
シーケンス
シーケンスは、
Runnable
コンポーネントを順番に繋げる構文です。次のように複数のコン
ポーネントをパイプ(
|
)で繋げることで、シーケンスを構築することができます。
<runnable_1> | <runnable_2> | <runnable_3> | ...
チェーンに対して
invoke
を呼び出すと、シーケンス内のコンポーネントが順番に呼び出さ
れます。この様子を図 5.5.1 に示します。
構文
invoke
Runnable
Runnable Runnable
<Runnable̲1>|<Runnable̲2>|…|<Runnable̲n>
invoke
invoke
図5.5.1
典型的なチェーンの利用方法は、チェーンを変数に格納して
invoke
で呼び出すことです。
例えば、次のようにしてチェーンを変数に格納してから
invoke
で呼び出すことができます。
chain = runnable_1 | runnable_2 | ...