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15
章
関数
15.1
はじめに
データサイエンティストとして上達する最良の方法は関数を書くことです。よくある作業の自動化
という点で、関数は、コピー&ペーストよりも強力で汎用的です。関数を書くことには、コピー&ペー
ストよりも大きな利点が 3 つあります。
●
コードが理解しやすい直感的な名前を関数に付けることができる。
●
要求が変わっても、複数箇所を変更せずに、1か所のコードを変更するだけで済む。
●
コピー&ペーストするときの間違いをなくすことができる(すなわち、他のところではなく、1か
所の変数名だけ変更すればよい)。
よい関数を書くことは、生涯にわたる目標です。私は何年もR を使っていますが、いまだに過去の
問題に対して新たな技法やより良い方式を学んでいます。本章の目標は、関数についての特別な詳
細を教えることではなく、すぐに役立つ実際的なアドバイスを与えることです。
本章では、関数を書く実用面だけでなく、
コードのスタイルについてもアドバイスします。よい
コードスタイルは、正しい句読点のようなものです。なくてもなんとかなりますが、明らかに読みや
すくなります。句読点の書法同様、コードスタイルには多くの書法があります。本章では、我々のコー
ドスタイルを示しますが、大事なのは、一貫したスタイルです。
15.1.1
用意するもの
本章では、基本Rで関数を書くことに焦点を絞るので、他のパッケージは使いません。
15.2
関数を書くべきとき
コードの塊を3 回以上コピー&ペーストするなら、関数を書く ...