
SCRUM Boot Camp
実践編
12
スクラムでは、プロダクトバックログにしたがって開発を進めていく。当然、開
発を進めていくと色々なことに遭遇する。プロダクトバックログの項目(プロダク
トバックログアイテム)がスプリントに収まりそうにないときや、スプリントで予
定したものが早く終わってしまったときは、どうすればいいんだろう? また、ス
プリントレビューで新しく発見したことは、どう扱えばいいだろう? これらすべ
てはプロダクトバックログで扱うんだ。じゃ、それをどうやるのかを考えてみよ
う。
もし、スプリントで予定していたものが早く終わったら、ふだんあまりできてい
ないリファクタリングや自動テストを充実させいいだろう。開発を先に進め
たければ、次に何をするかはプロダクトバックログを見れば簡単にわかる。次のプ
ロダクトバックログの項目をやればいいだけなんだ。開発チームからプロダクト
オーナーに「早く終わったので次の項目に着手します。ここの仕様はこれでいいで
すか
?
」と連絡するだけだ。
プロダクトバックログには順序がついていて、先に実現したいものが上に並んで
いる。スプリントプランニングで選択した項目が完成したら、次は順にその下の項
目をやればいいんだ。そして、次にやることがわかっていれば、プロダクトオー
ナーも開発チームも、どの項目の準備や必要な調査をすればいいかがわかる。けれ
ど、もし順序が不適切だったら、いざ次の項目をやろうとしたときに、どれを次に
実現したいのかまず確認しないといけない。
プロダクトバックログの順序は、作業を円滑に進めていくためにも大切なんだ ...