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章 センサーと検出器:入門
成する。以上のように、セキュリティ監視/ 分析システムと一口にいっても、形態は千差万別である。
そこで、本書では以下の3方向の視点から構成と仕組みとを説明することにした。
配置
センサーの設置場所のことで、設置場所が異なるセンサーがあれば、同じイベント(発生し
た事象)をさまざまな視点から分析できる。
データ種別
センサーが収集できるデータ種別には、ネットワーク上を流れるパケット、ホスト上のさま
ざまなサービスの利用状況、特定のサービスの挙動、の3つのレベルがある。これらに対
応し、センサーには、ネットワーク上を流れるデータを監視できる「ネットワーク型」、コン
ピュータ上で動作する「ホスト内蔵型」、サービス自身が動作状況を刻々とファイルに出力す
る「サービス型」、に分類できる。
同じ場所に配置されていても、収集できるデータ種別が異なるセンサーが生成したデータを
相互補完すれば、イベントをより正確に把握できる。
アクシ
ョン
センサーによって、どのような動作を行うかが異なる。単純に収集したデータを生成するも
のもあれば、イベントが発生した場合に通報するもの、ネットワークを流れるデータを操作
してしまうものもある。なお、これらの自律的動作で相互干渉が発生し、かえって良くない
状況になることもあるので注意が必要である。
1.1
配置:センサーの設置位置がデータ収集に与える影響
センサーの配置によって、取得できるパケットは異なる。つまり、ルータやスイッチのようなネッ
トワークデバイスと、セ