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章 ボリュームと時間の分析
休日の価値
オフの時間は貴重である。ホームホストへのアクセス、ファイル不正転送、他の疑わしい活
動を特定したい場合には、オフ時間を観察する。トラフィックが少なく、人も少ないので、会
社の内部的な24時間リズムを知らない誰かを見つけるには、大勢の中に隠れているときより
も、オフの期間中の方が簡単なのだ。
この現象は部内者、特にショルダーサーフィン(肩越しにのぞき見てパスワードなどを盗み
見る)や物理的な監視を心配する人に対処する際にも有効だ。彼らは周りの人から怪しまれな
いために夜や週末に活動するが、トラフィックログにははっきりと残る。
これが会社固有のオフ時間を把握しておく理由である。月曜から金曜の9時から5 時の間に
だけ活動するようにすれば、トラフィックを隠すことができるが、聖スウィジンの日は会社が
休みであることを知らなければ目立ってしまう。
ボリューム分析では業務プロセスが偽陽性の原因となることが多い。例
えば、特定のサーバへの
トラフィックが隔週で突然急増する企業サイトがあった。隔週金曜に全従業員が会社の給与処理を
行うサーバをチェックし、それ以外にアクセスされることはない。毎週、隔週、または30日の倍数
で現れる現象は、業務特有のプロセスに関連したものだろう。今後の参考のために特定しておこう。
12.2
ビーコニング
ビーコニングとは、特定のホストに体系的かつ定期的にアクセスすることである。例えば、ボット
ネットは定期的にコマンドサーバに新たな指示を仰ぐ。これは ...