
10.4
一変量の可視化:ヒストグラム、
QQ
プロット、箱ひげ図、順位プロット
207
順序変数
数値として順を持つが、一定の間隔ではない。顧客の評価がこのカテゴリに入る。評価5は
4よりも高く、4は3よりも高いので、5も3より高いのは間違いない。しかし、顧客の満足
度の上昇は3から4と4から5 で同じとは言えない(評価の計算を基準として利用する際、評
価を間隔や比率変数のように処理してしまうことが多いが、これは間違いである)。
名前付き値変数
このデータは、「名前付き値」という言葉が示すように、数値ではなくただの名前である。こ
のデータには順番はない。よく出て来るこの種類のデータには、ホスト名やサービス(Web、
メールなど)がある。
データは数値で指定されるからといって必ずしも順序があるわけではない。ポートは名前付き値
データである。ポート80 はポート25よりも何らかの意味で「上位」ではない。この数値は、HTTPポー
ト、SMTPポートなどに代わる単なる名前と考えるのが最も適切だろう。
間隔変数、比率変数、順序変数は量的変数とも呼ばれるのに対し、名前付き値変数は質的変数と
も呼ばれる。間隔変数と比率変数はさらに離散変数と連続変数に分けられる。離散変数は個々の値
の差を分割できないが、連続変数は差を無限に分割できる。ネットワークトラフィックデータでは、
収集されるほとんどすべてのデータが離散データである。例えば、パケットのペイロードは9 バイト
でも10 バイトでもあり得るが、その間であることはない。開始時間な ...